St. Patrick’s Day に見る多様性の本質 – その1

3/17はセントパトリックスデーである。一体それ何?という人はココを見てください。USではこの日は祝日ではないが、祭典の日ということでハロウィーンなんかと同列に置かれるくらいに大事にされている日である。19世紀にアメリカに移住してきたアイルランド人がUSでも広め、現在はその末裔たるアイルランド系アメリカ人(もちろん普通のアイルランド人も)が主役になる日だ。

アイルランドという国は、渡米前は全くといっていいほど「ノーマーク」だった。せいぜいバグパイプ、ビール、ロイ・キーンとか有名なものを単品でかじった程度というレベル。だが、USに来てこのセントパトリックデーのことを娘が学校で学んできたり、昨年出張で初めて北アイルランドを訪れ、そこで見たリアルや、話を聞いた内容を整合していくと、実はかなり歴史的な意義があるのだと気がつかされた。そしてアメリカでこの祭典の日を考えるに、移民という文脈ははずせない。それはアメリカからみたアイルランド移民、そしてアイルランド人からみたアメリカという意味で。自分も今ビザ上は「移民」扱いなので、こうしたトピックは他人事には感じない。

今日本で民主党は移民政策をすすめようとしているみたいだが、そんなこと言う以前にすでにここ数年でどんどん外国人が日本に入ってきている。これはもう記事で言っている「視野に入れて」どころか、差し迫った現実なんじゃないか?おそらく向こう5年で否応なく日本の多様性はもっと広がる。そうなったときに「多様」の範囲と意味をどう考えるのか、自分がUSで「移民」として過ごす中で考えることをいくつか書いていきたい。

(続く)