Deep Connected – “ウェアラブル”を飲み込むその次のキーワード?

前回の記事でGoogle Glassのことを取り上げた。サムソンがSmart Watchをリリースし2014年はウェアラブル元年になる、という声も聞こえる。しかし、本当に問いたいのはウェアラブルなデバイスがユーザーにとってのどんな問題や、「困った」を解決するのか?提供したいExperienceはユーザーが本当に共感できるものなのかということ。その焦点がぼやけたプロダクトは打ち上げ花火のように一瞬で消えていくだろう。

一方で少し目線を先に向けると”ポスト・ウェアラブル”がすでに見え隠れする。まずは下の動画を見てほしい。

 

MITメディアラボで研究されているこの”Dynamic Shape Display”と呼ばれるこのシロモノ。手の動きに連動して遠隔地にある直方体の柱が生きているかのように動き出す。気持ち悪い?それともいよいよ「画面越し」の時代が終わる時が来た? その評価はもう少し先になりそうだ。今はまだ積み木のような直方体だが、この「ピクセル」がもっと繊細になった時、一つ一つの直方体にセンサーが仕込まれ、硬い、冷たい、といった擬似感覚を再生できるようになった時、さらに先のウェアラブルなデバイスなんかと交わってくると、「遠くて近い」がもっとリアルなものになるのだろう。

写真・文字・動画の共有によるSNS全盛の時代は、自分達の生活や仕事に深く影響し始めた。そして、今後は「肌感覚」をも共有するDeep Connectedな世界へと向かうのか、ちょっと注目して見ておくのもおもしろい。

 

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