シリコンバレーのアパレル事情

Just Ship It. – つべこべいわずに作りだすことに集中

 

シリコンバレーで悩ましいもの、それは着れるアパレルの選択肢が日本と比べてかなり限られるということ。先日家族でスタンフォードショッピングセンターに行った際も、何件か店にまわったが、どれもサイズが合わず断念。例えばシャツやボトムで具体的にどんなところが合わないかというと、

– 身幅広すぎ、脇の下から腰、背中にかけて余分なユルさ
– シャツ柄のセンスがイマイチ・・ ビビッドすぎたり、ストライプが微妙だったり
– 自分のサイズに合う首周りと袖の長さのバリエーションのオプションが少なすぎ
– ボトムだと腿まわりが太すぎて、まるでドカンを履いているよう。

ということでかなり頭痛い。

アパレルショップの店頭でマネキンがシャツを着てたりするのだが、よく背中から腰のあたりで絞ってピン止めしてたりする。そうすると表側はジャストフィットっぽく見えて、見栄えしてしまうのだが、着てみるとダボダボ。だったら最初から体のラインを絞ったシャツを作れよ!とツッコミたくなる。

日本では割りと大柄(L、XL)を着ていたが、USに来ればそれでもSkinnyと言われてしまうくらい自分は細く見られる。それくらいこちらの人々は縦横にデカい。

なので、どうしてもこちらのアパレル業界がターゲットとするボリュームゾーンからはずれてしまうのでいたしかたないと言えばそのとおり。だが、実はここにこそマーケットがあるのではないかとも考えている。プロダクトマネージャーとして仕事をするようになって、会社の上層部と仕事する機会が多くなった。そこで気がついたのが、皆「太ってない」ということ。おそらくセルフコントロールというのがこういうところに現れるのだろう。実際こうした人々は食事に気をつけているし、運動を定期的に行なっている人々が多い。

一方よく彼らが着るシャツに着目してみると、やはり脇や背中のダボダボ感が否めない。人によってはワンサイズ小さくきて、ピッチリ感が妙に強調されてしまっているインド人VPとかフツーにいる。(笑っちゃいけません!)

よって日本の服飾デザイナーたちが見たらきっと思わず直したくなるところが満載だし、こういう人が「シャツとはどう着るか」がちゃんとわかってきて、そうしたユーザーのレベルに応えるクオリティーで提供すれば、この層はある程度お金持ってるのでビジネスとして成立しそうな匂いがする。

今年10月にユニクロがサンフランシスコに進出した。今彼らがターゲットとしている層に自分が考えている層もカバーされてくれば、新たなブランドとして大きなムーブメントとなるかもしれない。先行しているGAPやH&Mと同じ層へ真っ向勝負をかけるのもいいが、まだ未開のマーケットが広大に広がっている。

個人的にはNYに出店した鎌倉シャツにもぜひベイエリアに来て欲しい・・Yelpでみても彼らの評価はここまで上々だ。

鎌倉シャツNY店: http://www.yelp.com/biz/kamakura-shirts-new-york

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